前回、タイヤを交換する理由として摩耗(すり減り)をあげました。
しかし、溝がたくさん残っているのに交換を勧められた経験って
ないですか?
それが今回の理由その②です。
タイヤはご存じの通りゴム製品です。
しかも炎天下の夏も、梅雨の中でも、極寒の冬も道路に面している
部分で車を支えてくれています。
かなりハードな条件下で使用されているという事です。
ゴムというものも勿論劣化します。
例えば、古くなった輪ゴムはすぐにちぎれたりしますよね。
もちろんタイヤのゴムとは性質も品質も違いますが、やはり劣化します。
劣化するとひび割れてきたり、ゴム自体が固くなってきてタイヤとしての
性能が低下していきます。
つまり、滑りやすくなったりするという事です。
やはり安心・安全のためにも定期的な点検と必要に応じた交換が大切です。
使用条件によってその時期は変わってきますが、車に乗る機会の少ない
皆様(お休みの日に近所にお買い物に行くだけとか)は溝がたくさんある
から大丈夫、とは言い切れないので一度タイヤをご覧になってくださいませ。